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執筆者の写真澤﨑信孝

中判デジタルカメラ導入。

更新日:2020年7月4日

中判デジタルカメラとは約44mm×33mmと、35mmフルサイズ(36mm×24mm)のイメージセンサーの約1.7倍の大きさを持つカメラです。 なぜ導入したか? それはダイナミックレンジの広さです。 ダイナミックレンジとは暗いところから明るいところまでを再現できる広さのことです。これが広いと、明るいところが真っ白になりにくく(白とび)、暗いところが真っ暗になりにくくなります(黒つぶれ)。 もう少し付け足しますと センサーサイズが大きい方が一つ一つのセンサーが光をより多く感じることができる、つまりより多くの情報を取り入れることができる為です。 例えば1㎠に10個よりも10㎠に同じ数だとセンサーサイズも大きくできますよね。これが同じ画素数でもセンサーサイズが大きい方がダイナミックレンジが広い理由です。

中判
35mmフルサイズ
35mmフルサイズ

この写真は同じ露出で撮影、同じ後処理をし、窓の明るい部分だけを切り取ったものですが お分かりいただけますか? 中判の方が外がはっきりしていますよね。また35mmの方は全体的に白っぽく、ねむい感じなのに対して中判の方はしっとりと描写されています。 建築・インテリアの撮影は このように室内と屋外が写る 明暗差の激しい、コントラストの高いシーンが多々あります。 これに対処する方法としては室内灯を点けたりライティングをしたりするのと 後処理で調整する方法があります。 私は極力自然の光を活かしたいので後処理で対応することがい多いのですが 限界があり撮影時にもう少し対処したいと考えていました。

右が中判デジカメです。ミラーレスなので35mmと比べてボディサイズはあまり変わりませんが レンズはひと回り大きく重いです。

さあ、これを活かして、さらに質の高い写真を皆様にお渡しして行きますよ!

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